JAN・EANは商品流通向け
小売商品ではJAN/EANが広く使われます。正規の発番とチェックデジットが必要なため、社内用の自由な番号には向きません。
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形式選びでは、入力できる文字、必要な桁数、読み取り機器、取引先の指定を同時に確認することが大切です。
小売商品ではJAN/EANが広く使われます。正規の発番とチェックデジットが必要なため、社内用の自由な番号には向きません。
英数字や記号を柔軟に扱えるため、SKU、棚番、資産管理番号などの社内運用に適しています。
URL、案内文、連絡先などを格納でき、スマートフォンで読み取りやすい形式です。印刷サイズと誤り訂正レベルは用途に合わせます。
バーコードの形式選びと同じくらい重要なのが、その番号を誰が発行するかです。ここを取り違えると、作ったバーコードが使えません。
| コード | 発番元 | 自社で決められるか |
|---|---|---|
| JANコード(GTIN-13) | GS1 Japanが事業者コードを貸与 | アイテム部分のみ |
| ITF-14(GTIN-14) | 自社(JANコードから組立) | インジケータのみ |
| ISBN | 日本図書コード管理センター | 不可 |
| 雑誌コード | 雑誌コード管理センター | 不可 |
| 宅配便の送り状番号 | 各運送会社 | 不可 |
| Code 128(社内番号) | 自社 | 自由 |
貸与される事業者コードは7桁・9桁・10桁から選びます。桁数が短いほど、自社で設定できる商品アイテムコードの桁数が増えます。
申請時に取扱アイテム数から逆算して選びます。後から桁数を変えると全商品のコードが変わるため、余裕を持った選択が必要です。
日本の事業者に貸与されるGS1事業者コードは45または49で始まります。これは「日本で登録された事業者」を示すもので、製造国を示すものではありません。海外で製造した商品でも、日本の事業者が発番すれば45/49で始まります。よくある誤解です。
店舗内でのみ使う値付け用のコードには02、20〜29で始まる番号帯が予約されています。量り売りの生鮮食品などで使われ、GS1への登録は不要です。ただし店外では通用しません。他店やECでは意味を持たないため、流通させる商品には使えません。
任意の13桁を作ってバーコード化することは技術的には可能です。しかし、他社に正式に貸与されている番号と衝突する可能性があります。POSで別商品として認識される、取引先のシステムで弾かれるといった問題が起きます。社外に出る商品には必ず正式なコードを使用してください。手続きはGS1事業者コード登録ガイドで解説しています。
執筆:Anna Smith | 最終更新:2026年8月22日
規格に関する記述はGS1およびJIS/ISOの公開仕様を参照しています。誤りはお問い合わせよりご指摘ください。