流通用コードと社内コードを分ける
JAN/EANなどの流通用コードは発番・登録ルールがあります。社内だけで使う棚番や資産番号には、管理しやすい別のCode 128などを使えます。
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流通用のコードは社内管理用の番号とは役割が異なります。取引先や販売チャネルの要件に合う規格を確認してから作成してください。
JAN/EANなどの流通用コードは発番・登録ルールがあります。社内だけで使う棚番や資産番号には、管理しやすい別のCode 128などを使えます。
規格ごとに必要な桁数や計算方法が定められています。任意の番号を商品コードとして配布せず、正しい値を用意してから生成します。
小売、物流、医療などでは追加の印刷・データ要件があることがあります。導入前に相手先の技術資料とGS1の要件を確認してください。
「読めた/読めない」は主観的な判断です。取引先や監査に対して品質を示すには、数値化された基準が必要になります。それがISO/IEC 15416(1次元シンボル)とISO/IEC 15415(2次元シンボル)です。国内ではJIS X 0520が対応します。
検証機(ベリファイア)はシンボルを読み取り、複数の項目をそれぞれ0〜4点で採点します。総合評価は最も低い項目の点数で決まります。
| グレード | 点数 | 一般的な扱い |
|---|---|---|
| A | 4.0 | 良好 |
| B | 3.0 | 実用上問題なし |
| C | 2.0 | 取引先の最低要件になることが多い |
| D | 1.0 | 読み取り不良のリスクが高い |
| F | 0.0 | 不合格 |
重要なのは総合評価が最低項目に引きずられる点です。他が満点でも1項目がFなら総合はFになります。改善の際は、全体を底上げするのではなく最も低い項目を特定して対処します。
手元のハンディスキャナーで読めても、それは品質の証明にはなりません。スキャナーは読めるように補正しますが、検証機はISO/IEC 15426に準拠した測定器として、規定の照明条件・進入角で反射率を測定します。
また、検証は複数の走査線の平均で評価されます。1本の線で読めたかどうかではなく、シンボル全体の品質を見ます。
検証機は高価なため、小規模事業者は印刷業者や検査サービスに依頼する方法もあります。取引先からグレードを求められた場合は、どの規格・どのグレード・どの測定条件かを仕様書で確認してください。
執筆:Anna Smith | 最終更新:2026年8月22日
規格に関する記述はGS1およびJIS/ISOの公開仕様を参照しています。誤りはお問い合わせよりご指摘ください。