EAN-8 (JANコード)バーコード作成ツール

単一モード
一括印刷モード
最近の履歴

履歴はありません。

EAN-8(JANコード短縮タイプ)とは

EAN-8は8桁の商品識別コードで、国際的にはGTIN-8と呼ばれます。日本では「JANコード短縮タイプ」にあたります。13桁のEAN-13(JANコード標準タイプ)と役割は同じですが、印刷スペースが物理的に確保できない小さな商品に限って使用が認められる例外的なコードです。

ここが最も誤解されやすい点です。EAN-8は「短いから手軽」なコードではありません。まずEAN-13を検討し、どうしても入らない場合にのみ申請するという位置づけです。

8桁の内訳

区分桁数
GS1事業者コード(短縮タイプ)6桁
商品アイテムコード1桁
チェックデジット1桁

商品アイテムコードがわずか1桁であることに注目してください。1事業者あたり10商品分しか設定できません。EAN-13の9桁事業者コードなら1,000通り、7桁なら100,000通りですから、桁数の差は運用上きわめて大きな制約になります。

なお短縮タイプには、事業者コードを伴わず1商品ごとに貸与される「GTIN-8ワンオフキー」もあります。どちらが適切かは商品点数によって変わるため、申請前にGS1 Japanへ確認してください。

チェックデジットの計算方法

EAN-13とは重み付けの順序が逆です。EAN-13は左から1・3・1・3…ですが、EAN-8は左から3・1・3・1…と始まります。ここを取り違えると必ず誤った値になります。

4912345 で計算します。

  1. 4×3=12、9×1=9、1×3=3、2×1=2、3×3=9、4×1=4、5×3=15
  2. 合計は 54
  3. 54以上で最も近い10の倍数は 60
  4. 60 − 54 = 6

完成するコードは 49123456 です。

印刷サイズ

JANシンボル短縮タイプの基本寸法(1.0倍、モジュール幅0.33mm)は、バーのみの高さが18.23mm、数字を含めた高さが21.97mmです。標準タイプ(バー22.86mm/全体25.93mm)より低くなっています。

拡大・縮小の許容範囲は標準タイプと同じく0.8倍〜2.0倍です。幅と高さは必ず同じ倍率で変更してください。

短縮タイプを選ぶ状況は、そもそも印刷面積が限られている場面です。0.8倍まで縮めたうえに余白を削ってしまう事故が起こりやすいので、左右のクワイエットゾーンは最優先で確保してください。余白が不足すると、シンボルの開始・終了をスキャナーが検知できません。

申請について

短縮タイプも、流通用途であればGS1 Japanへの登録申請が必要です。標準タイプのGS1事業者コードとは別枠の扱いになり、標準タイプを既に保有している事業者が短縮タイプを使う場合も、別途申請と申請料が発生します。

また、短縮タイプは印刷スペースが確保できない小さな商品という利用条件があります。条件を満たすかどうかを含め、申請前にGS1 Japanへご確認ください。

社内利用の場合

外部に出ない管理番号であれば、そもそもEAN-8を使う理由はありません。桁数の制約がなく英数字も扱えるCode 128のほうが確実に扱いやすく、登録も不要です。

参考にした一次情報

執筆: | 公開日:2026年8月22日 | 最終更新:2026年8月22日
本記事の規格に関する記述は、GS1およびJIS/ISOの公開仕様を参照しています。参照先は本文中に記載しています。

最終更新:2026年8月22日。規格・制度は改定されることがあります。実運用の前に必ず公式資料で最新情報をご確認ください。誤りにお気づきの際はお問い合わせよりご指摘ください。