クーポンバーコード作成ツール
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クーポンのバーコード——2つの世界がある
クーポンのバーコードは、店頭のPOSで自動的に値引きされるものと、自社で管理するだけのもので、必要なものがまったく違います。
1. POSレジで自動値引きさせたい場合
これは当ツールでは作成できません。小売店のPOSシステムが値引きを認識するには、GS1のクーポンコード体系に従った番号が必要で、さらにその小売チェーンとの事前の取り決めが前提になります。
日本国内では、メーカーが発行する共通クーポンは限定的です。導入を検討する場合は、まず取引先の小売チェーンに値引き処理の対応可否と必要な仕様を確認してください。GS1のクーポン体系についてはGS1クーポンコードの構成で解説しています。
2. 自社店舗・自社システムで使う場合
こちらは自由に設計できます。自社アプリ、自社ECサイト、自社店舗のレジで読み取る用途であれば、好きな番号体系で問題ありません。Code 128またはQRコードが適しています。
クーポン番号の設計——不正利用への対策
クーポンは金銭的価値を持つため、番号設計が甘いと直接的な損失につながります。
連番は使わない
COUPON001、COUPON002…という設計は、1枚配布した時点で全数が推測されます。ランダムな文字列を使い、桁数を十分に取ってください。
使用回数の制御
- 1回限りのクーポン——固有番号を発行し、使用済みをサーバー側で記録します。バーコード自体には「使用済み」を書き込めません
- 何度でも使える共通クーポン——全員に同じ番号でも構いませんが、SNSで拡散される前提で条件を設計してください
- 会員ごとのクーポン——会員IDと紐づけ、本人以外の使用を弾きます
有効期限
有効期限はバーコードの中ではなくシステム側で管理してください。番号に日付を埋め込む設計は、期限延長キャンペーンのたびに矛盾します。券面には人が読める形で期限を印字します。
配布形態ごとの注意
- 紙のクーポン(DM・チラシ)——印刷のかすれに備え、バーコードは大きめに。新聞折込は用紙が粗いためナローバーを太めにします
- スマホ画面表示——輝度を上げる案内を添えてください。スクリーンショットでの転送を想定するなら、1回限りの制御が必須です
- レシート印字——感熱紙は退色します。長期有効のクーポンには不向きです
効果測定のための設計
クーポンは配布して終わりではなく、どの施策がどれだけ回収されたかを測れる設計にしてください。番号設計の段階で決めておく必要があります。
- 配布チャネルごとに番号帯を分ける——DM、店頭配布、アプリ、SNS。同じ内容のクーポンでも番号帯を分ければ、チャネル別の回収率が出ます
- 回収日時を記録する——有効期限の直前に集中するのか、配布直後に使われるのかで、次回の期間設定が変わります
- 併用可否を番号で表さない——「他券併用不可」などの条件はシステム側で持ちます。番号に埋め込むと条件変更のたびに刷り直しになります
店頭オペレーションへの配慮
レジで読み取れないクーポンは、結局手入力になります。券面に人が読める番号を必ず併記してください。バーコードの下の数字を省略したデザインは、ピーク時のレジを止めます。
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最終更新:2026年8月22日。誤りにお気づきの際はお問い合わせよりご指摘ください。